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Aterm BL190HW にUSBストレージを接続する (FAT32フォーマット)

家のネット回線をauひかりに変えたら、すげーモデムが来ました。
どうもこれ、「モデム」って言わないで「ホームゲートウェイ(HGW)」と言うらしい。
なんとUSBストレージを繋げるとNASになる!

Aterm BL190HW 製造元HP(NEC) au光ギガ得プラン

KDDIといえばあの……(自主規制)……なので、あまり期待していなかったのですが、
案の定、このHGWの評判はも悪いらしいです。
性能限界に問題があって、速度が出ないとかなんとか。
しかも他会社(NTTやTEPCO)と違って、自前のルーターには絶対に置き換えられないらしい。
参考URL:HGW(ルーター)の性能限界について ISP へご相談

個人的には回線終端装置(ONU)もちゃっちくって心配。NTTのと比べてかなり安っぽいです。
Yahoo!BBが猛威を奮っていたあのころのモデムを彷彿させるスカスカ感。大丈夫かしら。
本当にNTTだったころの100Mbpsから1000Gbpsになるのかしら。今のところ40Mbpsも出てないのだけれど。

さらに心配なのは、HGWに対して、こちらで何の設定もしなくていいということ。
BIGLOBEが無料出張設定サービスをしてくれるというのだけど、(丁重にお断りしました)
いったい全体なにを出張サービスするつもりなのでしょう。
ONUからHGWにLANを繋いでハイ終了ですよ。
設定画面開いても、Userアカウントなりパスワードなり、そういった設定が皆無。自分でも信じられません。

こちらで設定しなくてもいいということは、逆に、設定変更も不可能ということ。
今後なにか設定の変更が必要になった場合、どうするつもりなんでしょうね。
まさか出張料を支払って、工事の人が来て……みたいな流れになるんでしょうか。
かなりあやしいので、しっかりその辺をあらかじめ確認しておかないと心配です。

 

さて、
このHGWがNASになるということで、とりあえずImationの2GB USBメモリを刺してみたところ
いとも簡単に、なんの設定も必要なく、ドライブ全体が共有フォルダとして認識されました。

すげ……

自分で2台のWindowsXPを共有させるのですら、細々とした設定が必要だったのに……。
もうセキュリティに不安を残しつつPCを共有させる必要もなくなってしまいました。

しかし、2GBではさすがに用を為しません。せめて100GB程度なくては。というわけで、
買い換えに次ぐ買い換えで放置されていた、お古の外付けHDDを引っ張り出して共有してみることに。

が、認識せず。
お古のHDDは2台ともダメ。ほぼ使ってないバックアップ用のHDD(1TB)もダメ。

どうも、NTFSでフォーマットされたストレージは認識しないみたいです。
参考URL:HGW(BL190HW) USB ストレージでファイル共有
さすがauの採用HGW。旧世代すぎます。

しかも、auひかりのサポートには「動作確認済みUSB機器一覧」しか掲載されてなくて
詳細な対応規格が明記されてません。
確認済みHDDにも脈絡がなく (~シリーズみたいに表記されていない)
容量制限の問題なのか、相性の問題なのか、フォーマットの問題なのかすら、ユーザー側では判然としないのも困りもの。

今時どこを探せばFAT32のHDDがあるんでしょうね。ま、たしかに購入時はFAT32のものが多いかもしれませんが。
WndowsXPは32GB以上のストレージに対して、NTFSしかフォーマットタイプの選択肢が現れないので
一度XPでフォーマットしてしまうと、XPでは通常の方法でFAT32にフォーマットできない
んですよ? 頭おかしいです><
これじゃ確認済みHDD買ってきても、NTFSでフォーマットしちゃって認識できない!
……みたいなことが容易に発生しそうです。

 

自前の外付けHDDはWndowsMe時代に使っていたモノですが、やはりXPでフォーマットしてあります。
FAT32にしてやらないと認識しません。

方法としては

  • 98系Windowsでフォーマットする
  • Linuxや98系起動ディスクでフォーマットする
  • 専用フォーマットソフトを使う

しかないのですが、
98系WindowsはそもそもNTFSのドライブを認識しないため不可。
Linuxや98系起動ディスクはすぐに用意できないので割愛。
というわけで「専用フォーマットソフト」を探してみました。

窓の杜 – 【NEWS】32GB以上のディスク領域をFAT32でフォーマットできる「Fat32Formatter」

Disk Formatter(BUFFALO)

ナレッジ系サイトで紹介されているソフトで、日本語のものはこの2つぐらいしかありませんが
自分の環境ではどちらも不可能でした。(Fat32Formatterに至っては起動すらしない)
で、どこでも紹介されていませんが、自分はこのソフトが使えました。

ハードディスクFAT32フォーマッタ(再フォーマットガイド) (I/O DATA)
(やってることはクイックフォーマットのようで、処理は一瞬です。)

さて、FAT32にフォーマット出来て準備万端、早速接続してみたところ……

やはり認識しない!!

うーん……
実はDIU-B120GというBUFFALOの外付けHDDを使っているのですが、
時代が時代だけあって、IEEE接続とUSB1.1接続が可能なタイプで
今主流のUSB2.0接続では無いんですよね、これ。

というわけで試しに外付けHDDを分解しまして、
IDE→USB2.0変換アダプタにて接続したところ
ようやく認識されることとなりました。

USB2.0ポートは下位互換しているハズなので、USB1.1でも大丈夫かと思ったのですが
こういった機器のUSBポートはPCと仕組みが違うので、なにが起きるかわかりませんし、
とりあえずUSB1.1にも対応していないという認識でよさそうです。

まとめると
Aterm BL190HWはフォーマットタイプFAT32およびUSB2.0接続のみ対応
NTFSおよびUSB1.1/1.0は認識できない
という感じです。
みなさんもお気をつけ下さい。

 

余談。

今回、外付けドライブのケースを開けてみるを参考に
DIU-B120Gの分解を行いました。
IDE→USB2.0に変換して接続したところ、認識したのはいいのですが、
HDDを露出したまま放置するのは少し気が置けるので、なんとかケースに収まるよう改造してみました。

・DIU-B120GにはACアダプタが内蔵されているので、それを利用する。

これは普通に可能でした。内蔵のIDEケーブルになにも接続しなくとも、給電が行われました。

・ケース内に変換アダプタを収納する。

これはそのままではまず不可能でした。電源装置が邪魔をしてアダプタ部が入らないし、
アダプタ自体のコードがケースをはみ出してしまいます。
(使用した変換アダプタはこちら)

前者は無理矢理電源装置を外に出して(眼球飛び出ちゃった的な状態)、後者は無理矢理ケースをぶち抜いて
全体的に無理矢理対処。埃が入るので、開いた穴はガムテで補修。
かなり力ワザですが動作上なにも問題なし。そもそも廃熱機構なんて無いですから。

状態があまりに醜いので画像とか無しです。ごめんなさい。

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